21年度奈良県内39市町村決算 3年連続で改善(経常収支比率の市町村平均)
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奈良など「重症警報」
奈良県は3日までに、県内39市町村の2021年度普通会計決算概要を取りまとめ、公表した。財政構造の弾力性を示す経常収支比率の市町村平均は89.5%で3年連続改善し、100%を超える団体がゼロになった。ただ全国平均には届かず、県は引き続き改善に取り組む必要があると指摘。特に財政状況が悪いと判断された奈良市、平群町、河合町の3市町には「重症警報」を発令、県も協力して財政健全化の方策を探る。