奈良市学園南１丁目の大和文華館が、５月25日まで開催中の特別展「没後50年　矢代幸雄と大和文華館―芸術を愛する喜び―」（入館料は一般１１００円、大高生７７０円）の招待券を本紙読者５組10人に。
　同館の中核となる東洋美術コレクションを収集し、同館の初代館長を務めた美術史家、矢代幸雄（１８９０～１９７５年）の没後50年記念特別展。矢代が収集した初期のコレクションとともに関連する諸作品を展示し、矢代が美術へ注いだまなざしから東洋美術研究の足跡と視点をたどる。「東洋美術との出会い」「欧州留学とボッティチェリ研究」「国際的視野から見た日本・東洋美術」「矢代幸雄と大和文華館」の４章構成で、国宝４件、重要文化財29件を含む94件を前、後期に分けて展示する。
　問い合わせは同館、電話０７４２（４５）０５４４。

　※2025年４月14日付・奈良新聞に掲載