春の訪れもうすぐ?「きょう3月20日春分」も雪化粧

きょう20日は二十四節気の一つ「春分」。昼と夜の長さがほぼ同じになり、この日を境に昼間が長くなる。彼岸の中日にもあたり、古くから「暑さ寒さも彼岸まで」といわれる。しかし、19日の奈良県内は、奈良市で最高気温が7・6度(午後2時24分)と真冬並みの寒さ。朝には周辺の山々がうっすらと雪化粧した。ただ、週末は全国的に気温が上がり、春本番の陽気になりそうだ。
春の訪れとともに山添村北野のフォレストパーク神野山「めえめえ牧場(まきば)」でヒツジの出産ラッシュを迎える。2月26日に今年最初の子ヒツジが生まれ、現在9頭が誕生。「週末には放牧場デビューできそう」と田嶋美穂場長。
同牧場では、顔と足が真っ黒なサフォーク種と全身が白いコリデール種約70頭を飼育。子ヒツジは順調に成長し、モコモコとした毛に覆われた母親の後を追いかけたり、じゃれあったり愛くるしい。出産は5月上旬まで続く見込みで、毎年20頭ほどが生まれる。入場無料で営業時間は午前9時30分~午後4時30分。水曜定休。問い合わせは、同牧場、電話0743(86)0131。