催しラインアップー奈良のイベント情報【4月3日更新】
近日開催のイベント情報をジャンル別に掲載。奈良県内や近隣へお出かけのご予定にご活用ください。
奈良新聞紙面では県内の美術館・博物館情報も一覧で掲載しています。(4月3日付)
展示・ギャラリー
三の丸写真同好会写真展2025
~4月6日 9~17時(最終日は16時まで)
やまと郡山城ホール展示室(大和郡山市北郡山町)
電話:0743(54)8000
きょうされん第48回全国大会in奈良支援チャリティー/日本ユネスコ協会連名災害子ども教育支援チャリティー「東山魁夷版画展」
4月4~7日 10~18時
イオンモール大和郡山イオンホール(大和郡山市下三橋町)
日本画の巨匠、東山魁夷(1908~99年)が描いた詩情豊かな景色を代表作「道」「白馬の森」「緑響く」など40点の版画作品と各種パネルで紹介。また横山大観、平山郁夫らの名作版画30点を展示する「日本美術名作選」を同時開催する。きょうされん奈良支部(電話0742―63―6765)などが主催。きょうされんとは障害者が通う事業所などの全国組織で、収益はきょうされんの第48回全国大会と日本ユネスコ協会連盟の「災害子ども教育支援」に寄付される。
電話:0743(52)6800
東山魁夷「静映」
第9回水彩の集い展
4月4~6日 10~17時(最終日は16時まで)
生駒市芸術会館「美楽来」(生駒市西松ケ丘)
電話:0743(74)1101
野の花の会・池田園子ちりめん細工展
4月4~6日 10~16時
常盤町自治会館(橿原市常盤町)
池田園子は母親の古布を使って何か作れないかと考え、ちりめん細工の「野の花の会」に入会して作品作りを続けている。十二支や四季の花、鳥獣戯画、鳳凰、能、歌舞伎などを題材にした額作品や衝立、タペストリー、正月飾り、クリスマス飾りなどさまざまな作品を展示。
池田さん電話:090(3032)8425
池田園子「五月飾り」
萩焼・吉野桃李作陶展2025
4月5~20日(水曜休廊) 11~18時(最終日は16時まで)
ならまちギャラリーたちばな(奈良市西寺林町)
吉野桃李は1965年福岡県生まれの陶芸家。萩焼の十二代坂高麗左衛門の門をたたき、10年の修業を経て山口県美祢市の東大寺大仏鋳造ゆかりの長登銅山跡近くに築窯、伝統技法を現代に生かすべく精進している。獅子香炉、井戸茶碗などの茶道具と酒器を展示。
電話:0742(31)6439
吉野桃李「萩 徳利」
第4回奈良盆栽会盆栽展
4月5日 9~17時、6日 9~16時
生駒市芸術会館「美楽来」(生駒市西松ケ丘)
電話:0743(74)1101
えりこ、ぎまん、ふたり展―百花繚乱 さまざまなモノ芽吹く
4月8~13日 10~18時(最終日は16時まで)
奈良市上三条町のアートスペース上三条(A室)(奈良市上三条町)
河合町在住の洋画家の赤松絵里子(日本美術家連盟会員)と福岡市出身の陶芸家の鄭琪満(チョン・ギマン)の2人展。赤松はアクリル画、水彩画を約25点出品、鄭は朝鮮唐津や青磁などの花器を中心に食器や茶器を約100点出品。
電話:0742(23)0114
鄭琪満「朝鮮唐津六角花器」
アトリエ東月堂教室展
4月8~13日 10~18時(最終日は16時まで)
アートスペース上三条(B室)(奈良市上三条町)
2018年に奈良市右京3丁目に開設された絵画教室「アトリエ東月堂」の初の作品展。生徒は中学生からシニア世代まで年齢も画歴もさまざまで、生徒14人と講師(阪東佳代)の油彩画、水彩画を計約30点展示。
電話:0742(23)0114
春らんまん展
4月8~13日 10~17時(最終日は16時まで)
平群町椿井のスペースパナクティ(平群町椿井)
川崎きく代、小山田厚子、新谷麻理子、崎田マリ子、薦田美幸、井上玲子、柴崎多加夫の合同作品展。創作服や創作かばん、人形など。
電話:0745(45)5266
伊砂正幸作品展
4月8~27日(月曜休廊) 10~18時(最終日は17時まで)
あーとさろん宮崎(奈良市高畑町)
伊砂正幸は型絵染の作家で京都日本画家協会理事、京都美術工芸作家協会会員、工芸美術創工会会員。奈良にちなんだ作品や万葉集を題材に取り入れた作品などを展示。
電話:0742(23)2588
伊砂正幸「寧楽の都」
大阪彫刻家会議「春 彫刻展」
4月8~13日 11~18時(最終日は16時まで)
奈良市西寺林町のギャラリー勇斎(奈良市西寺林町)
近畿で活躍する25人の作家の春期展覧会。木彫、石彫、鉄、FRP(繊維強化プラスチック)などさまざまな素材で制作した作品が並ぶ。
電話:0742(31)1674
音楽
日伊文化交流音楽のかけ橋「トスティに捧げる名曲コンサート28~F.P.トスティ生誕を祝して」
4月13日 15時
秋篠音楽堂(奈良市西大寺東町2丁目)
イタリアの作曲家、フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846~1916年)の歌曲の普及に取り組む日本トスティ協会(NPO法人奈良芸能文化協会国際交流部門)がトスティの誕生日(4月9日)を祝って毎年開催しているコンサート。今年は関西を中心に活動している奈良県ゆかりの気鋭の声楽家7人が出演し、トスティ歌曲をはじめ日本歌曲やイタリアオペラのアリアを歌う。出演は辻村明香(ソプラノ)、梨谷桃子(同)、村岡瞳(同)、南あかり(メゾソプラノ)、加護翔大(テノール)、伊藤友祐(バリトン)、湯浅貴斗(バスバリトン)、関口康祐(ピアノ)。曲目はトスティ「ばら」、小林秀雄「すてきな春に」、プッチーニの歌劇「蝶々夫人」から「ある晴れた日に」など。
前売り3500円、当日4000円
同協会、電話:0742(33)6010
あおによし音楽コンクール奈良〈プロフェッショナルステージ〉日本センチュリー交響楽団メンバーとの室内楽演奏会
4月13日 14時
河合町文化会館まほろばホール大ホール(河合町高塚台1丁目)
同コンクールプロフェッショナルステージの上位入賞者が日本センチュリー交響楽団のメンバーらと室内楽で共演するコンサート。コンクール入賞者の出演は池田羽衣子(ホルン、管楽器部門第1位)、清水健士朗(ピアノ、ピアノ部門第1位およびグランプリ)、中山祐哉(アルトサクソフォン、管楽器部門第2位)=香芝市出身=、上野舞(ソプラノ、声楽部門第1位)、桑山拓士(ピアノ、ピアノ部門第2位)。大阪センチュリー交響楽団からは客員コンサートマスターの篠原悠那(バイオリン)、永松祐子(ビオラ)、渡辺弾楽(チェロ)が出演。また嶋元葵(バイオリン、同コンクール一般ステージ弦楽器部門総合1位)が友情出演。曲目はグラズノフのサクソフォン協奏曲(弦楽四重奏版)、チャイコフスキーのピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」など。
全席自由席2500円
あおによし音楽コンクール奈良事務局、電話:0745(47)1069
中山祐哉
舞台
4月文楽公演「通し狂言 義経千本桜」【大阪市中央区】
4月5~30日(11、21日休演)
国立文楽劇場(大阪市中央区)
源平合戦を題材にした奈良ゆかりの名作「義経千本桜」の初段から四段までを、第1部、第2部、第3部(入れ替え制)に分けて上演する。同劇場で義経千本桜を通し狂言として上演するのは16年ぶり。第1部は10時30分から、初段の「仙洞御所の段」「堀川御所の段」、二段目の「伏見稲荷の段」「渡海屋・大物浦の段」を上演。第2部は15時から、三段目の「椎の木の段」「小金吾討死の段」「すしやの段」を上演。第3部は18時30分から、四段目の「道行初音旅」「河連法眼館の段」を上演する。 義経千本桜は、源平合戦の後、兄の源頼朝から追われる身となった源義経の逃避行を軸に、滅んだはずの平氏の武将たちが復讐に現れるなどの大胆な虚構や伝説を取りまぜて脚色し、新たな源平の物語を創り出した時代物の傑作。
観劇料は第1部が一般6700円・学生4700円、第2部と第3部はそれぞれ一般6000円・学生4200円、第1~3部通し(同時購入の場合のみ)は1万7000円。障害者と介護者は各2割引。
国立劇場チケットセンター、電話:(0570)079900 同劇場、電話:06(6212)2531
イベント
あなたの写真をより魅力的にするワークショップinJRP奈良
4月5、12日 9時30~16時30分
奈良市中部公民館(奈良市上三条町)
5日は写真に関する講義と撮影会を開催。12日は組写真に関する講義とフォトブック制作などが行われる。講師は写真家の岩橋一三氏。
1日だけの参加は不可、持ち物はデジタルカメラ
参加費8500円、要事前申し込み、Eメールで申し込む
定員先着12人
問い合わせは日本リアリズム写真集団奈良支部&新婦人写真サークル「ま・どんな」、
Eメールアドレス:ts.photo.int@gmail.com
安堵の桜と田園風景を歩く
4月6日 9時30分
出雲寺(大和郡山市椎木町)ほか
大和小泉駅に集合し、出雲寺や子守神社などを歩いて巡る。雨天決行。
参加費300円、事前申し込み不要
安堵商工会、電話:0743(57)1524
ALS奈良つながりの会第11回総会&交流会
4月20日 13時
奈良市中部公民館5階ホール(奈良市上三条町)
ALS奈良つながりの会は、筋肉が徐々に衰弱していく難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者とその家族、遺族、医療関係者、関心のある一般市民らが交流、情報交換するための、会費無料の集まり。神野進・しんのクリニック院長を招いて開催。
参加申し込みは同会の西口さん、電話090(1070)8653、Eメール:hideonaomi910@royal.ocn.ne.jp
教養
奈良・古代史講座「東大寺山古墳の発掘とその被葬者」
4月8日 13時30分
奈良県教育会館(奈良市登大路町)
講師は小笠原好彦・滋賀大学名誉教授(文化財保存全国協議会常任委員)。東大寺山古墳の副葬品から、被葬者の性格と役割について考える。
参加費500円、事前申し込み不要
奈良歴史遺産市民ネットワーク、電話:0742(23)3934
次世代育成支援のための文化プログラム「五感から知る言葉にならない日本の美」シリーズ第3回「漆の艶と螺鈿の煌めき―素材がもつ光を求めて」
4月19日 13時30分
奈良市水門町の依水園・寧楽美術館。奈良市の漆芸家、小西寧子が講演する。講演後、小西の作品鑑賞茶会と名勝依水園(庭園)の見学(解説付き)を行う。
定員30人(先着)、参加費3万円
収益は主催の千総文化研究所(京都)が企画・開発を進める次世代育成プログラムの運営にあてられる。
参加申し込みは13日までに同研究所の公式ウェブサイト(https://icac.or.jp/public/)で。
同研究所、電話:075(211)2531
小西寧子
伝統行事
水谷神社の鎮花祭
4月5日 10時
春日大社境内(奈良市春日野町)
夏に多い疫病の流行を鎮める祭。13時、同大社の神職がつくる禰宜座狂言会による大蔵流の狂言が奉納される。
同大社、電話:0742(22)7788
東大寺の仏生会
4月8日 8時
東大寺(奈良市雑司町)
釈迦の誕生を祝う行事。大仏殿前に置かれた花御堂で誕生仏に甘茶をかける。
電話:0742(22)5511
新薬師寺のおたいまつ
4月8日 17時
新薬師寺(奈良市高畑町)
本尊薬師如来にすべての人々の罪を悔いあらためる薬師悔過(けか)の法要。19時から計11本の大型のたいまつが僧侶を先導して本堂の周囲をめぐる。
電話:0742(22)3736
花ごよみ【4月】
ツバキ
【阿吽寺(御所市古瀬)】
JR・近鉄吉野口駅から徒歩約5分。中旬~5月中旬。万葉歌に詠まれたツバキの古寺。
御所市商工観光課、電話:0745(62)3001
シバザクラ
【滝谷花しょうぶ園(宇陀市室生滝谷)】
近鉄三本松駅から徒歩約25分。同駅から園の送迎バスを随時運行。園内に約2000平方メートルのしばらざくら園がある。下旬~5月上旬。
入園料は中学生以上1000円、小学生500円
電話:0745(92)3187
サクラソウ
【高鴨神社(御所市鴨神)】
JR・近鉄御所駅から五條バスセンター行きバス風の森下車約15分。下旬。
電話:0745(66)0609
ツツジ
【依水園(奈良市水門町)】
近鉄奈良駅から徒歩約10分。ミツバツツジが咲き始めで、ドウダンツツジ、キリシマツツジ、クルメツツジ、ヒラドツツジが中旬~5月上旬に順次開花。
大人1200円、大高生500円、中小生300円
電話:0742(25)0781
【鳥見山公園(宇陀市榛原萩原)】
近鉄榛原駅から針インター行きバス宇陀警察署前下車約30分。下旬~5月上旬。約8ヘクタールの敷地で数千本が順次開花。
宇陀市商工観光課、電話:0745(82)2457
ボタン
【当麻寺(葛城市当麻)】
近鉄当麻寺駅から約15分。四つの塔頭(たっちゅう)に計数千株。中旬~下旬。
塔頭ごとに中学生以上300~500円
中之坊、電話:0745(48)2001
【石光寺(葛城市染野)】
近鉄二上神社口駅から約15分。約400種2700株。中~下旬。14日~5月15日に「ぼたん・しゃくやく祭り」を開催。シャクヤクは4月下旬~5月中旬。約1000株。
中学生以上400円、小学生200円
電話:0745(48)2031
【長谷寺(桜井市初瀬)】
近鉄長谷寺駅から約15分。約150種7000株。下旬。
中学生以上500円、小学生250円
電話:0744(47)7001
ヤマブキ
【般若寺(奈良市般若寺町)】
JR、近鉄奈良駅から青山住宅行きバス般若寺下車約5分。約200株。中~下旬。
大学生以上500円、中高生200円、小学生100円
電話:0742(22)6287
【壷阪寺(高取町壺阪)】
近鉄壺阪山駅から壷阪寺行きバス壷阪寺下車。約2000株。中旬。
大学生以上800円、高校生以下200円
電話:0744(52)2016
シャクナゲ
【室生寺(宇陀市室生区室生)】
近鉄室生口大野駅から室生寺行きバス室生寺前下車。約3000株。中旬~下旬。
中学生以上600円、小学生400円
電話:0745(93)2003
【岡寺(明日香村岡)】
近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅から明日香周遊バス岡寺前下車約10分。約3000株。中旬。
大学生以上500円、中高生400円
電話:0744(54)2007