奈良市大和中央道「若葉台工区」 難事業の進捗期待 新年度、認可図書作成目指す

奈良市の仲川元庸市長が事業着手を明言し、市の新年度当初予算案にも3千万円の調査費が盛り込まれた都市計画道路大和中央道「若葉台工区」(約1.2キロメートル)の道路整備はどう動き出すのか。工区内には近鉄奈良線が走り、周囲には住宅地が張り付くなど難航が予想される事業。しかし、同工区の開通は、同市押熊町から阪奈道路まで南北の縦貫道が貫通し、周辺の道路事情は大きく様変わりする。7日の市議会3月定例会でも事業の進捗(しんちょく)に期待の意見が寄せられた。