JR奈良-郡山間の高架化、工事費が1.5倍に 新駅設置33億円、資材高騰などの経費46億円

奈良県とJR西が変更協定締結
奈良市のJR関西線奈良駅南側で進む「大和路線奈良・郡山間高架化事業」について、奈良県と西日本旅客鉄道(JR西日本)は事業費総額を、これまでの135億5400万円から215億1400万円に増額する「工事施行に関する変更協定」を締結した。増額分の内訳は、新駅設置(新規)に33億5300万円、鉄道高架化における資材・労務の高騰や工法の変更など経費約46億円。2029年3月完了の工事計画に変更はないが、本工事終了後も残工事の処理が必要として、協定期間は30年3月まで1年延長された。