経済
2024年度奈良県内企業倒産 9年ぶり100件超 材料高騰、人件費上昇で
民間信用調査会社2社は23日までに、2024年度の奈良県内企業倒産状況(負債総額1千万円以上)を発表した。件数は100件を超え、負債総額も関連2社の大型倒産があったことで100億円を超えた。依然として原材料価格、エネルギー費の高止まりをはじめ、人件費負担の上昇と価格転嫁の不調、物価高での消費の冷え込みなどもあり、今後も小規模事業者を中心に倒産、廃業が増えることが懸念されている。
民間信用調査会社2社は23日までに、2024年度の奈良県内企業倒産状況(負債総額1千万円以上)を発表した。件数は100件を超え、負債総額も関連2社の大型倒産があったことで100億円を超えた。依然として原材料価格、エネルギー費の高止まりをはじめ、人件費負担の上昇と価格転嫁の不調、物価高での消費の冷え込みなどもあり、今後も小規模事業者を中心に倒産、廃業が増えることが懸念されている。