奈良市長、サマルカンド政務訪問 情報共有「問題なし」繰り返す

奈良市の仲川元庸市長は30日、4月16~19日に市職員を伴わない政務で姉妹都市のウズベキスタン・サマルカンド市などを訪問したことについて、「市外事業者がいて税金を使うのはどうかと思った」と理由を述べた。市の幹部らも情報共有できていなかったことには「いざという時、(市長に代わり)誰がトップになってどういう判断をするか事前に説明し問題はなかった」と繰り返した。しかし、「危機管理が整っている状況だとは思えない」との声が、市役所内外から上がっている。