奈良市の仲川市長が「政務」でウズベキスタン訪問 事前公表せず 私費で

ビジネスマッチング目的 市の職員は同行せず
奈良市の仲川元庸市長が今月16~19日に姉妹都市のウズベキスタン・サマルカンド市を訪問していたことが21日、市への取材や仲川市長の交流サイト(SNS)などで分かった。市長が海外訪問など出国する際は通常、行先、目的、日程、同行者などを公表。しかし、今回は「公務」ではなく「政務」だったとして、市は公表していなかった。市によると、民間事業者を伴った「ビジネスマッチング」のための渡航で、市職員は同行しておらず、渡航費なども市費からの支出はないという。