縄文―近世の奈良 浮かぶ生活 - 速報展「大和を掘る39」 橿考研博で9月16日まで

奈良県内で実施された発掘調査の速報展「大和を掘る39」が、橿原市畝傍町の県立橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。2023年度の調査の中から選りすぐりの31遺跡、縄文ー江戸時代の出土遺物を一堂に集めて展示。初披露となる遺跡も含めて重要な成果の数々を紹介している。展示を担当した木村理恵主任研究員に見どころを聞いた。(竹内稔人)
今回の速報展で最も古いじきの遺跡は御所市の観音寺本馬遺跡・出屋敷北十三遺跡。縄文時代後期中ごろの遺物が多く出土した。土器は棒状の工具を刺突したり、貝殻を使ったりした繊細で豊かな装飾が目を引き、木村さんは「この時代の遺跡は珍しく貴重な成果」と話す。