歴史文化
大和美酒之記6/復活した日本最古の酒母「菩提酛」 - 清酒発祥地、毎冬正暦寺で仕込み

奈良時代、そして平安時代と朝廷の下に置かれた役所で培われた酒造りの技術は、中世になると興福寺や東大寺(いずれも同市)などの大寺院に移った。これらの酒は「僧坊酒」と呼ばれ、中でも「日本清酒発祥の地」とされる同市の正暦寺(菩提山寺)の酒は「菩提泉」の名で知れ渡った。
奈良時代、そして平安時代と朝廷の下に置かれた役所で培われた酒造りの技術は、中世になると興福寺や東大寺(いずれも同市)などの大寺院に移った。これらの酒は「僧坊酒」と呼ばれ、中でも「日本清酒発祥の地」とされる同市の正暦寺(菩提山寺)の酒は「菩提泉」の名で知れ渡った。