“豊かな風味”味わって JR新大阪駅で「奈良のお酒フェスタ」 奈良市内の4蔵元が日本清酒発祥の地をPR

奈良県奈良市内の4蔵元が集う、祝・日本の伝統的酒造りユネスコ無形文化遺産登録記念「奈良のお酒フェスタ」が8日、大阪市淀川区西中島のJR新大阪駅で開かれた。
日本清酒発祥の地・奈良の酒をPRし観光客誘致、鉄道利用促進を図ろうと奈良商工会議所、奈良市、市観光協会、JR西日本が企画。
同市内の今西清兵衛商店、倉本酒造、奈良春日山酒造、奈良豊澤酒造のこだわりの銘酒や、県産イチゴ「古都華」サイダーなどの試飲・販売があり多くの人でにぎわった。
倉本酒造の倉本隆司専務は「標高500メートルの厳冬の地・都祁で栽培した米と山水で作った豊かな風味の酒を是非味わってほしい」とPR。
市観光経済部の栗山稔部長は「酒造りという誇るべき日本の伝統文化、精神が国際的に評価された。県の素晴らしい酒蔵を多くの方に知ってもらう機会にしたい」と語った。