「北辰斜にさすところ」「天外者」同時上映 5月17日、6月21日、8月23日の3日間 大阪弁護士会館で

三國連太郎さん主演の映画「北辰斜にさすところ」(2007年公開)と大阪商工会議所の初代会頭、五代友厚を描いた映画「天外者」(20年公開)が17日と6月21日、8月23日の3日間、大阪弁護士会館(大阪市北区)で上映される。
「北辰斜にさすところ」は旧制第七高等学校造士館(現・鹿児島大学)で青春時代を過ごした医師の半生を通じ、激動の昭和を生き抜いた若者たちの輝きと過酷な戦争を描いた群像ドラマ。「天外者」は幕末・明治期に近代日本経済の礎を築いた五代友厚の生きざまを描き、俳優の故・三浦春馬さんが五代役を演じた。
1867年のパリ万博で日本初参加の道筋をつくったのが五代だったことから、両作品の製作総指揮を務めた五代友厚プロジェクト代表の廣田稔さんが、開催中の大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」について考えようと、今回の上映会を企画した。
廣田さんは「激動の今だからこそ、映画という文化を通じ、若い心を持つ全ての人たちに青春の息吹や登場人物の生きざまを感じてほしい。「いのち輝く」の意味と未来を皆さんと一緒に考えたい」と話している。
上映会は、各日とも第1部「北辰斜にさすところ」午前10時30分、第2部「天外者」午後1時15分。映画の終了後、「いのち輝く」をテーマに廣田さんらのトークセッションがある。事前申し込み制(先着順)で、料金は一般2千円、大学生千円、高校生以下500円。
問い合わせは奈良新聞社、電話0742(32)2112(平日午前9時~午後5時)。
映画「北辰斜にさすところ」「天外者」2大上映&「いのち輝く」を考える未来へのトークセッション 申込フォーム
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