今年、創立103周年を迎えたOSK日本歌劇団のOG公演が昨年に続き、今年も実現する。大阪松竹座（大阪市中央区）で5月2、3日の両日、「Forever Dream」と題して4公演を上演。歴代トップスターの嵯峨みさ緒、東雲あきら、洋あおい、大貴誠、桜花昇ぼる（斑鳩町出身）、高世麻央と特別序列の吉津たかし（宇陀市出身）ら40数人のOSK出身者が『OSKの生まれ故郷』に結集し、ダンスと歌の熱いレビューショーを展開する。

　OSKは1922年、翌年の大阪松竹座開場に先立ち、同劇場の専属舞踊団、松竹楽劇部として誕生した。1967年から2003年までの36年間は、あやめ池円型大劇場（奈良市、2004年閉館）をホームグラウンドとして活動し、奈良とのかかわりも深い。

　今年は、第１部「Into the Memories」（構成・演出＝吉峯曉子）、第２部「ルネッサンス」（構成・演出＝山村友五郎）、第３部「Everlasting Stars」（演出＝吉峯曉子、山村友五郎）の三部構成で上演。OSKが解散の危機を乗り越える大きな力となった、66年ぶりの大阪松竹座「春のおどり」（2004年）にちなむ場面など、103年の歴史を紡いできた名曲、名場面の数々が松竹座のステージによみがえる。

昨年のOG公演のフィナーレ

　昨年のOG公演の一場面

昨年のOG公演の一場面

※撮影＝藤井博信（日本写真家協会会員）

🌸OSK日本歌劇団OG公演「Forever Dream」公演情報🌸
5月2、3日　午前の部＝12時開演、午後の部＝16時30分開演

S席8500円、A席4500円

チケットホン松竹＝電話06（6530）0333、チケットWeb松竹=https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/ で受け付け。※残席わずか