養護学校の移転や国スポ会場で奈良市長、事業推進の意義強調 問われる県市連携の中身
奈良市の仲川元庸市長は26日、今年最後の定例記者会見を開き、前日、山下真知事との共同会見で明らかにした県による県立奈良養護学校(同市七条町)移転と、国民スポーツ大会の陸上競技を市鴻ノ池陸上競技場(ロートフィールド奈良、同市法蓮佐保山4丁目)で行うことの意義についてあらためて語った。知事と市長、両者の思惑の一致による事業推進だが、市側にどれだけメリットがあるのかまだ不明だ。七条地区でのごみ処理施設「クリーンセンター」建設事業での養護学校移転は環境整備の一つに過ぎず、陸上競技場使用を巡ってはバリアフリー化や観客席増設などの経費負担も必要になると見られ、県市連携の中身が問われそうだ。
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