奈良市議の北氏、隣席の賛否ボタン操作 市会、懲罰委で審議へ

議案審議が深夜に及んだ28日の奈良市議会3月定例会本会議で、議場の電子表決システムによる採決の際、北良晃氏が隣の土田敏朗氏の表決ボタンを押したことが分かった。2氏は「自民党・無所属の会」に所属、議長も経験したベテラン議員。北氏は奈良新聞社などの取材に「押したのは事実。同会派で、議案に対する賛否が決まっており、押してしまった」と述べた。同市議会は事態を重く見て、31日に懲罰委員会(特別委員会)を立ち上げる方向で調整している。
議案審議が深夜に及んだ28日の奈良市議会3月定例会本会議で、議場の電子表決システムによる採決の際、北良晃氏が隣の土田敏朗氏の表決ボタンを押したことが分かった。2氏は「自民党・無所属の会」に所属、議長も経験したベテラン議員。北氏は奈良新聞社などの取材に「押したのは事実。同会派で、議案に対する賛否が決まっており、押してしまった」と述べた。同市議会は事態を重く見て、31日に懲罰委員会(特別委員会)を立ち上げる方向で調整している。