歴史文化

奈良ゆかり「日本一」の石工・丹波佐吉 自転車で巡る地域の歴史 - 石造物のマップ作成

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川西町指定文化財に指定されているこま犬=同町下永の八幡神社

 江戸末期に石工として活躍した丹波佐吉(1816~?年)。県内に数多く存在する佐吉の石造物を自転車で巡ってもらおうと、「国中(くんなか)の佐吉狛犬(こまいぬ)」と「宇陀の佐吉石造物」のマップが作成された。当時「日本一」とも称された名工はどんな石造物を残したのか。マップを手に見て回ろう。(竹内稔人)

 

 丹波佐吉は但馬国竹田(現在の兵庫県朝来市)に生まれ、幼くして孤児となり、数え5歳の時に石工の難波伊助に引き取られて修業した。仕事を求め各地を渡り歩く石工となり、大阪を中心に活躍。職人同士で腕を競い作った石の尺八は、孝明天皇に献上されて「日本一」とたたえられた。晩年は病気のため但馬に戻り、ある日ふらりと家を出たまま行方が分からなくなったという。

 

 佐吉の石造物は近畿を中心に120基余りが確認されており、うち6割を奈良が占める。こま犬に限っても20基のうち16基が県内にある。

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