【動画あり】満開 春日大社の「砂ずりの藤」
「砂ずりの藤」で知られる春日大社(奈良市春日野町)の藤の花が見ごろを迎えている。
本殿をめぐる回廊の内側につくられた棚に咲く藤は樹齢700年以上といわれ、花房が1m以上にも延び、地面の砂にすれるということからこの名が付けられた。
藤原氏とゆかりの深い春日大社では藤が社紋となっており、巫女(みこ)の髪にも藤のかんざしが飾られている。撮影した25日は前日に降った雨の水滴がキラキラと輝き、朝から多くの人がカメラを向けていた。
平年より1週間ほど遅く開花したため、ゴールデンウィークごろまで楽しめそうだ。