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「奈良県をかしこくする」を実践 - 市田塾 小・中・高校生を対象 県内11拠点12校舎で<PR>

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キーワードは「好奇心」と「問題解決能力」

 市田塾は1969年に創業、今年で54年を迎える。「奈良県をかしこくする」のキャッチフレーズで奈良県に地域密着し、11拠点12校舎で小・中・高校生を対象にした学習塾を運営してきた。しかし時代の変化と大学入学共通テストに代表される昨今の入試改革に伴って、教育は知識偏重から主体的な学びへとシフトチェンジしている。このような状況に応じて、市田塾では小学生の好奇心・探究心を養う小学生向けの特別講座「Ichida T-Kids(イチダティー・キッズ)」を2020年に開講、今年で4年目になる。老舗の伝統と実績を生かしつつ新しい時代の奈良県の教育にチャレンジする市田塾の姿について、服部龍兒・同塾総務部副部長にお話をうかがった。

 

服部龍兒・市田塾総務部副部長

 

地域密着の教育で実績を積み重ねる

―市田塾の概要と特色を教えてください。

 

服部 創業は1969年、桜井市に個人経営「市田塾」として発足しました。最初は6畳一間のこぢんまりとしたスタートでしたが、88年に桜井市内にあった3カ所の教室を集めて桜井校とし、翌年に橿原校を近鉄橿原神宮前駅西出口に開校し、2022年に西大寺校を近鉄大和西大寺駅前に開校するなど11拠点12校の校舎を開校・運営しています。事業内容は小・中・高校生対象の中学・高校・大学受験の学習塾です。

 

 実績としては、県下公立トップ3校といわれる奈良・畝傍・郡山高校に1991年から2023年までの間で5447名の合格者を輩出するなど、奈良県の教育の向上のため、奈良県地域密着で頑張ってきました。

 

 「子どもたちがイキイキと学ぶために力を尽くしたい」「一人一人の成長を全力で応援したい」。教育への熱い思いを持つ講師たちが、納得いくまで創意工夫を凝らした授業を展開しています。そんな塾の風土で働く講師陣の54年培ったノウハウが日々の授業に息づいています。

 

 

子どもたちの将来見据え 講師の100%オリジナル授業

―「Ichida T-Kids」を立ち上げた経緯は。

 

服部 ある時卒業生が「全国中学・高校ディベート選手権(いわゆるディベート甲子園)で日本一になりました!先生のあの日の授業のおかげです」と報告してくれました。その生徒が小学4年生だった頃、国語の授業である講師が「ディベート大会」を行いました。そこにいた生徒が3年後、ディベート甲子園に出場して1位になったのです。それは講師が「本当に面白い」と思ったものに生徒が共鳴してくれた瞬間でした。

 

 塾として学力の向上を図っていくのは当然の仕事です。定期テストや受験に対応し、生徒の進路決定をサポートします。しかしたんに知識を教授し、生徒が志望している学校の入試に合格させるだけではなく、講師たちが人生の先輩として、生き方の可能性・方向性・未来の職業のイメージを授業に盛り込めば、生徒の将来を見つけていくきっかけやヒントになるのではないか。そんな思いから「Ichida T-Kids」を開講していくことになりました。

 

 私は以前に他県の学習塾から転職してきましたが、受験指導だけでなく、子どもたちの将来を考えた特別講座を設けているところは全国的に多くあります。しかし、既存の学習塾用コンテンツを使って行われる講座ではなく、講師たちがそれぞれの得意分野や関心あるテーマを持ち寄って、世界に二つとない100%オリジナルの授業を、目の前にいる子どもたちのために一から手作りでつくりあげるような特別講座は、市田塾のT-Kidsをおいて他にないと自負しています。

 

 狙うは「あの日、あの授業で将来を見つけた」。日々の学習が生きていく素養になるのなら、T-Kidsでは「生きる方向性」のきっかけを提示していきます。

 

講師陣がプロデュ―スするIchida T-Kids

 

市田塾が掲げる「T」ブランド

―「T-Kids」の具体的な取り組みをうかがいます。

 

服部 市田塾は「T」ブランドを掲げています。「T」は「Top」「Try」「Think」「Tough」「Tanky(探究)」の五つの意味を持たせています。

 

 市田塾の「T」ブランドは、学習を深く掘り下げ好奇心や探究心を養う「T-Kids」、最難関受験対応の「T講座」「Tクラス」を展開しています。先で申し上げた「生きる素養」と「生きる方向性」です。「T講座」や「Tクラス」で生きる素養、「T-Kids」で生きる方向性を提示しております。

 

 「T-Kids」は小学生を対象に、楽しく取り組めるテーマを題材に、子どもたちが自らが参加・体験することで思考力・判断力・表現力・運用力の向上を目指します。昨今の入試改革への対応を培うだけではなく、子どもたちの将来の夢を創造します。キーワードは「問題解決能力」。教育課程や受験勉強では得点を上げるため問題演習や暗記にどうしても目がいってしまいます。しかし、生きていくうえでは不測の事態や、答えが一面的には出ないことがほとんど。予測のつかないこれからを生きるために問題解決能力を持つ強い子どもを育成します。

 

 「T-Kids」では、授業内容は実際に現場に立つ市田塾の講師陣が毎回一から完全にプロデュースし、子どもたち一人一人が主体的・積極的になれるよう、通常の授業とは違ったテーマ・形式で、映像や教具を使って楽しみながら学ぶオリジナルの講座です。

 

 オンラインで複数の校舎をつなぎ、目の前の仲間だけでなくまだ見ぬ別の校舎にいる仲間たちと時には協力、時には競いながら学んでいきます。例えば、算数「カードマジック」国語「ディベート大会」理科「ラジオ工作に挑戦」社会「かしこい人ほど間違える!?データが真実をあばくリアルな社会クイズ」英語「英語を使って職業体験」など、学校や受験勉強の枠組みにとらわれず、小学生にさまざまな「興味付け」「きっかけ」を提示します。ふだんの授業ではあまり目立たない子どもが目を輝かせて食いついてきたりします。保護者にも好評で、リピーターになって楽しみに来てくれる子どもや、ふだんの授業では見られない光景が展開されます。

 

 現在は市田塾八木校・学園前校・ISJ本部の3カ所で2カ月に一度日曜日、午後2時から4時10分まで開催しています。次回は12月10日実施です。今回は理科「光の不思議Part3」社会「条例を作ってみよう!!」です。おかげさまで申し込み開始から7日で去年の応募数を上回り、12月開催の講座としては3年目にして過去最多の受講予約をいただいております。

 

わくわく理科実験シリーズ

 

市田塾が掲げる5つの「T」

Top  

市田塾が渾身(こんしん)の力を注いで創る最高の講座。子どもたちがさまざまな分野で頂上を目指せるように

 

Try  

ICTを活用した刺激に満ちた講座。未来に向け子どもたちとともに新しいことに挑戦

 

Think

子どもたち自らが考え問題を解決する。思考力・試行力を育む仕掛けが随所に

 

Tough

繊細で柔軟な思考力。目標に向かって力強く進む行動力

 

Tankyu(探求)

探究心・好奇心・向上心。 夢の創造はここからはじまる

※2020年は1回のみの開催。以来、2023年までに累計1160名が受講

 

 

※2020年~2023年10月

T-Kidsでは全16日程全32講座の満足度アンケートを1講座ごとに4段階(①とても楽しかった ②楽しかった ③まあまあ楽しかった ④その他)で取っています。

 

「奈良県をかしこくする」をまじめに実践

―今後の市田塾の方向性と展望についてお聞かせください。

 

服部 「T」ブランドでも申し上げましたが、この講座は小学校2年生から6年生まで、塾生でもそうでないお子さまでも参加いただける1回完結の講座です。知識の蓄積だけではなく思考過程を重視し、思考・記述を行います。さらにキーワードを挙げるとすれば「好奇心の養成」。今後、多くの職業がAIに取って代わられると言われています。

 

 誰もが予想しづらい未来に必要なのはまさに「好奇心」そして「問題解決能力」です。近い将来、市田塾の「T」で学んだ子たちが世の中に出て活躍していくこと、そしてその活躍を報告に来てくれることが楽しみでなりません。

 

 「奈良県をかしこくする」のキャッチフレーズをまじめに実践し、世の中の流れを見極め、世界に目を向け、さらには宇宙に羽ばたいていく子どもを育てる。弊社の企業カラーは濃いブルーなのですが、実はその羽ばたいていく先の宇宙をイメージしているのです。

 

 多様化の時代です。教育も多様化してきています。そんな世の中で多くの「きっかけ」を与える存在でいたい。そして、子どもたちに我々の教育サービスを提供することで、地元奈良に地域貢献していきたいと考えております。奈良県内で唯一といわれる塾になるべくこれからも邁進(まいしん)してまいります。

 

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