笑って、走って、楽しんで、奈良県内外から300人出場 - 第1回十手下市リレーマラソン

奈良県住みます芸人「十手」が総合プロデュース
第1回十手下市リレーマラソン(奈良県下市町・町観光協会・町賑わい創出協議会主催)が2日、下市中央公園で開かれ、県内外から約300人が出場した。吉本興行の奈良県住みます芸人で、町観光大使のお笑いコンビ「十手」(十田卓・エナジー西手)が総合プロデュースを担当した。
十手はコンビそろってフルマラソンサブスリー(42.195キロを3時間未満)のマラソン芸人として、大会参加や練習会の開催など精力的に活動している。ゲストに漫才コンビ「らいおんうどん」の「ガオーちゃん」さん、「ムチャクチャヤン」の「戸来大ち」さんがギャグブラザーズとして登場し、準備体操から会場を笑いで包んだ。奈良県住みます芸人「もっち」さんもプライベートで駆けつけ、会場を盛り上げた。
大会は1周約1.2キロの特設コースを舞台に、20キロの部(17周、20.4キロ)と10キロの部(8周、9.6キロ)で、それぞれチームでたすきをつないで走り、タイムを競った。1周約550メートルのコースを2周するファミリーランの部(記録計測なし)も設けられた。
メイン会場ではステージイベントとしてガオーちゃんさんの「ガオパオゲーム」が子どもたちを楽しませ、シンガーソングライター「むんむ」さんの明るく楽しい歌声が走り終えたランナーを迎えた。
ランナーとしても出場した同町の仲嶋久雄町長は閉会式で、「けがなく楽しんでもらえて良かった。来年もまた楽しんでもらえるようにしたい」とあいさつ。十手の2人は「来年も開催してもらえるんですか」と喜び、仲嶋町長は「町として地域おこしは本当に大切。これからもよろしくお願いします」と締めくくった。