【衆院選2024】「真面目では負けない」 近畿比例 自民党 小林 茂樹氏(60) - 新代議士に聞く(4)

街頭演説では、自民党議員としての「連帯責任」と、同党への信頼が取り戻せていないことに対する「結果責任」を挙げ、「私にも(この事態を招いた)二つの責任がある」とわびた。自陣営からは「真面目過ぎるくらい真面目な人。真面目では誰が相手だろうと負けはしない」と言われた。
今回の選挙では、「元環境副大臣」と「改革と実現力」をアピールし、政治活動の原点である「教育と都市再生」について語った。一方で、自民党への「政治とカネ」に起因する逆風に苦しんだ。
連日選挙区に入り企業回りや選挙カーを降りてのスポット演説を重ねた。罵声や脅迫文、抗議の電話などはほとんどなく「私自身は期間中そういう感覚をつかめなかった」と語る一方で、「自民党に対する逆風がありこの数字(県1区で当選者と1万票以上の差)なのだと思う」と振り返った。
3年前も小選挙区で敗れた。比例復活の一報が届いたのも前回同様、残り数枠となった午前3時ごろ。自民党県議で、選対本部長を務めた荻田義雄さんが「運の強い男でございます」と祝いの言葉のボールを投げると、普段真面目な男が「非科学的ではありますが、皆さま方の祈りが通じたのだと思います」と笑顔で応じてみせた。
当選4回。災害が多発しているとして喫緊の課題に国土強じん化を挙げ、同時に「人口減少対策を盛り込んだ地方創生にも取り組みたい」と語る。また、教育に関しては「学校の先生が尊敬され、若い人が職業として先生を目指す社会を取り戻す。家庭や学校以外の場所での教育にも目を向ける。そうした基本に立ち返った教育政策を進めるべきだと、しっかりと声を上げていく」と決意を述べた。