天気にも恵まれ、どこの観光地も家族連れ…
天気にも恵まれ、どこの観光地も家族連れなどでにぎわいを見せている。今年のゴールデンウイークは、やはり後半戦がメインといえる。
例のK―POP関連で注目された「天平祭」は、市民らによって規模を縮小しながらも、平城宮跡で開かれ、優雅な天平行列に来場者から大きな拍手が送られた。
それぞれの地域や町村で、それぞれの特色ある催しが繰り広げられ、老いも若きも楽しむ姿が目についた。どこの会場も政治家のセンセイが飛び回っていた。
今夏の参院選とほぼ同時に行われる奈良市の議員選挙に出馬予定の現職や新人は、地域ごとの催しに顔を出し、名前の売り込みに懸命でもあった。
こんな時しか顔を見ない議員と言われないためにも、市民のために何をするのか見える議員であってほしい。懸案の火葬場が完成し、今度はごみ処理施設だ。
計画策定委が間もなく答申を出すというが、市民全体にとってどうかを一番に考えてほしい。百点満点はないにしても、今の英知で最高を求めるべきではないか。市民のためか、ためにする反対なのかを見ていく。(治)