奈良市新ごみ施設 策定委の集計結果を仲川市長が評価 「歴史的一歩」

市の「七条地区」方針を強力に後押し
奈良市の新ごみ処理施設(クリーンセンター)の移転先を巡る議論は2日、市の策定委員会が総合評価をもとに集計結果を示し、仲川元庸市長が一押しの「七条地区」が最高得点を得て、「同地区が最適地」とする市の方針を強力に後押しする結果となった。審議を見守った仲川市長は「70回に及ぶ議論で客観的、合理的な候補地選定のプロセスを踏んでいただいた。答申はまだどういう形か分からないが、合理的にどこが望ましいか議論いただき、帰結したのは歴史的な一歩だと思う」と大いに評価する姿勢を示した。