奈良市の9月定例会は30日、本会議を再開し、2024年度一般会計補正予算案を修正可決するなど20議案を可決・同意したほか、決算9件を認定して閉会した。23年度一般会計決算の認定案は不認定とした。25日に特別委員会が否決した市立佐保小(同市法蓮町)の校舎建て替えは本会議でも賛成12、反対24で否決された。同校舎の建て替えは入札不調を受けて市が12億2400万円の債務負担行為の増額変更案を提出したが、市議会から事業の見直しを求める意見が出ていた。