社会

真夏日、日傘でしのぐ古都奈良 残暑の中で興福寺五重塔の大規模修理続く

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大規模な修理工事が進む興福寺五重塔の前を日傘を差して歩く人たち。大型クレーンのアームが高く伸びる=5日、奈良市登大路町

 奈良県内は5日、高気圧に覆われ、各地で厳しい残暑が続いた。奈良地方気象台によると、今週末まで暑い日が続きそう。

 

 同気象台によると、この日の気温は、奈良市で34・2度、五條市で32・8度、十津川村で32・9度などと、各地で30度を超える真夏日となった。

 

 この日の午後2時ごろ、奈良市の興福寺では、厳しい日差しを避けるため、日傘を差して歩く人たちの姿が多く見られた。大規模な修理工事が進む同寺の五重塔。台風10号の接近に備えて、たたまれた大型クレーンのアームも高く伸びていた。

 

 引き続き、こまめな水分補給など暑さ対策が必要だ。

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