振替休日の24日、大和路は雪景色の朝を…
振替休日の24日、大和路は雪景色の朝を迎えた。ふと思い立って、王寺―高田(JR和歌山線)▷高田―奈良(桜井線〈万葉まほろば線〉)▷奈良―王寺(関西本線〈大和路線〉)をぐるりと一周してみた。
11時ごろの車窓からの景色は、香芝・大和高田辺りは2センチ以上、橿原・桜井まで進むと4センチぐらいの積雪に見えた。天理まで来ると雪は山の方に少し。場所によって違いがあり、面白かった。
大神神社周辺は雪のベールをかぶっているようで、新鮮な風景。参道では、木々に積もった雪が溶け出して落下。雪のシャワーに慌てて傘を差す参拝者の姿が見られた。
また、いくつかの民家の庭には雪だるまもあった。子どもたちにはうれしい休日になったことだろう。この辺りでは、たまに降るから雪を楽しめる。
だが雪国では、屋根や道をふさぐ雪に神経をとがらせる日々。朝夕の雪かきが日課で、なおかつ重労働。テレビの報道を見ながら、何か申し訳ない気分にさせられる。
世界中で異常気象が続く中、米国・トランプ大統領の方針転換で、地球温暖化対策は後退へ…嘆かわしい。(恵)