落雷事故「予見難しかった」 奈良市の帝塚山学園、校長らが見解 第三者委立ち上げ調査へ

10日に起きた奈良市学園中1丁目の帝塚山学園第2グラウンドへの落雷で、帝塚山中学・高校の生徒男女6人が救急搬送された事故で12日、同学園は同市学園南3丁目の学園前キャンパスで記者会見を開いた。同校の小林健校長らが事故当時の状況や生徒らへの対応、再発防止に向けた今後の方針などを説明。事故に対しては「学校現場内で発生したことであり、学校側に管理責任はある」とする一方、「急激な天候の変化で発生したもので予見は難しかった」との見方を示した。今後、気象の専門家ら第三者による調査委員会を立ち上げ、「検証とともに再発防止策を講じる」としている。