歴史文化

奈良県平群・平等寺の地蔵石仏 「嶋氏」一族らが造立か

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嶋氏一族らが結縁者となり造立した可能性がある地蔵石仏=平群町平等寺

 奈良県平群町平等寺にある戦国時代の石造地蔵菩薩立像は、平群谷を本拠地とした「嶋氏」の一族らが造立した可能性があることが、町教育委員会の葛本隆将学芸員による銘文や史料の分析で分かった。文献に登場する16世紀半ばの「嶋城」が、地蔵石仏近くに遺構が残る「平等寺館(やかた)」だった可能性も指摘している。

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