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大和古寺・お参り日記 【4】 - 岡寺(番外編)

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 岡寺の開祖である義淵僧正(生年不明~728年)の出生には伝説が残されている。

 

 大和国高市郡に子どもに恵まれない夫婦がいた。夫婦は日々観音様に子どもを授かりたいと祈願していた。ある夜子どもの泣き声がしたので外に出てみると白い布に包まれた赤ちゃんがいた。

 

 連れて入ると家の中が高貴な香りで満ちた。その噂を聞いた天智天皇は観音様の申し子だとし、この子どもを引き取り、岡宮で草壁皇子(662~689年・大海人皇子の第2皇子)とともに育てられた。

 

 この子どもが後にこの地に寺を開いた義淵僧正である。

 

1805(文化2)年に上棟された本堂

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