歴史文化

奈良市、佐紀古墳群で大型古墳を新発見 200メートル級の前方後円墳、平城京造営で削平か

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航空レーザー測量のデータの解析などから新たに発見された「(仮称)佐紀池ノ尻古墳」(奈良市教育委員会提供)

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仮称「佐紀池ノ尻古墳」

 

 奈良市教育委員会は1日、発掘調査と航空レーザー測量調査の成果から、大型前方後円墳が集中する佐紀古墳群で新たな前方後円墳が見つかったと発表した。全長は約200メートルに及ぶと推定され、市教委は「全国的に見てもこれだけの大型古墳が新発見されるのは初めて」としている。奈良時代の都、平城京(8世紀)の造営に伴い削平されたと考えられる。

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