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「花付け」 生木の枝先に丁寧に - お水取り

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ツバキの造花を生木の枝先に付ける練行衆=27日、奈良市雑司町の東大寺別火坊(同寺提供)

 東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)は27日、ツバキの造花を生木に付ける「花付け」があった。

 

 別火(前行)に入っている練行衆のうち、法会の進行をつかさどる堂司(どうつかさ)と平衆7人が作業。宿舎としている別火坊内の縁側で、23日に作った造花を一つ一つ生木の枝先に差した。完成した大小のツバキは、3月1日から始まる本行の間、二月堂の本尊・十一面観音像に供えられる。

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