歴史文化
【東大寺お水取り2025】静寂に響き残る足音「走り」

東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)では、練行衆(れんぎょうしゅう)が本尊・十一面観音像の周囲を駆け回る「走り」と呼ばれる行法が営まれる。修二会を始めた同寺の僧・実忠が、1日が人間界の400年に当たる天上界の行法を営むため、走って勤めたのが始まり。
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)では、練行衆(れんぎょうしゅう)が本尊・十一面観音像の周囲を駆け回る「走り」と呼ばれる行法が営まれる。修二会を始めた同寺の僧・実忠が、1日が人間界の400年に当たる天上界の行法を営むため、走って勤めたのが始まり。