歴史文化
暇乞い 本坊で参籠あいさつ - お水取り
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東大寺二月堂の修二会(しゅにえ=お水取り)は25日、練行衆が参籠しない僧侶へあいさつをする「暇(いとま)乞い」が行われた。
午後1時すぎ、11人の練行衆は大仏殿などを巡拝する社参に別火坊を出発。途中で本坊へ立ち寄り、狹川普文別当や長老らに出迎えられ、大玄関で参籠のあいさつを行った。
きょう26日からは、身なりも仙花紙で作った「紙衣(かみこ)」となり、特定の場所を除いて私語が禁じられ、地面に降りることも許されない「総別火(そうべっか)」に入る。