素敵な音楽感じて 「ムジークフェストなら2025」 無料5公演、5月8日まで観覧申し込み

音楽祭「ムジークフェストなら2025」を主催するムジークフェストなら実行委員会は、主催の無料コンサート11公演のうち事前申し込みが必要な5公演の観覧申し込みを、8日までファクスまたは音楽祭の公式ウェブサイト(https://www.naraken.com/musik/2025/)で受け付けている。
(1)17日「弦が紡ぐ物語~彩春の古都奈良に響く古筝の音色」(奈良市の大安寺)(2)18日「葵トリオが紡ぐ豊潤のピアノ三重奏in橿原神宮~関西が育んだ世界クラスのアンサンブル」(橿原市の橿原神宮)(3)25日「ピアノコンサート~新緑の香る『酒蔵ロマン館』にて」(香芝市の沢田酒造)(4)25日「県立ジュニアオーケストラ 0歳からのクラシックコンサート」(橿原市の県橿原文化会館)(5)31日「オーケストラ入門~オーケストラってなんだ~」(天理市のなら歴史芸術文化村)―の5公演。いずれも開演は午後2時。
(1)は県出身の古筝奏者きららさんのソロ公演。古筝は中国の伝統楽器で、きららさんは中国出身の古筝奏者に師事。演奏家と、演奏会を開きたい団体や個人のマッチングを目的に県が昨年実施した「ムジーク・ピッチコンテスト」で最優秀賞を受賞した。
(2)は橿原市出身のバイオリニスト小川響子さん、生駒市出身のチェリスト伊東裕さん、兵庫県出身のピアニスト秋元孝介さんの三重奏団「葵トリオ」の演奏会。18年にドイツの第67回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門で日本人団体初優勝の快挙を遂げ、20年の同音楽祭で凱旋公演が予定されていたがコロナ禍で中止に。5年越しの同音楽祭(主催公演)初登場。
(3)は奈良市在住の実力派ピアニスト三木康子さんのソロ公演で、(5)は安野英之さん指揮の天理シティーオーケストラが出演する。(4)以外の公演は未就学児は入場できない。
ファクスでの申し込みは、公演名、郵便番号・住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、希望人数((1)(2)(3)は2人まで、(4)(5)は4人まで)を書いて、県文化振興課内ナラ・フォー・カルチャー係、ファクス0742(27)8481へ。音楽祭問い合わせ窓口、電話050(3355)3077。