奈良市立鼓阪小の「再編統合」 児童の反対請願は継続審議に 奈良市議会特別委員会の論戦ヤマ場

市側「再編の方向」繰り返す
奈良市立佐保小と鼓阪小の「再編統合」に反対する鼓阪小の6年生と4年生の2人の児童と、別の6年生の児童の保護者が市議会に提出した請願計3件の審議が11日、「行財政改革及び公共施設等検討特別委員会」(内藤智司委員長)で始まった。請願は既に提出されている他の2件と合わせ、継続審議となった。再編統合問題は、市の新年度当初予算案に新校舎建設費の一部など(約2億3000万円)が盛り込まれ、工事請負の契約議案も追加提案されるなど、論戦もヤマ場を迎えている。