歴史文化
火渡り儀式で祈願 喜光寺で行基会大祭 200人が素足で挑む
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奈良市菅原町の喜光寺で2日、日本初の大僧正で同寺を創建した行基(668~749年)をしのぶ「行基会大祭」が営まれた。法要や山田法胤住職の法話などに続き、修験者による「柴燈(さいとう)大護摩供養」が行われた。同供養を締めくくる火渡りの儀式では、参詣者ら約200人が護摩壇の燃え跡にできた炭の道を素足で一気に抜け、その先にある祭壇に一礼して祈願した。
奈良市菅原町の喜光寺で2日、日本初の大僧正で同寺を創建した行基(668~749年)をしのぶ「行基会大祭」が営まれた。法要や山田法胤住職の法話などに続き、修験者による「柴燈(さいとう)大護摩供養」が行われた。同供養を締めくくる火渡りの儀式では、参詣者ら約200人が護摩壇の燃え跡にできた炭の道を素足で一気に抜け、その先にある祭壇に一礼して祈願した。