【動画あり】新年に蘇る八岐大蛇(ヤマタノオロチ) リサイクルアート 奈良県王寺町達磨寺
奈良県王寺町本町2丁目の達磨寺では、大みそかの夜から元旦にかけて年越しイベントが開催される。昨年に引き続き、同町出身の光物作家、盛一(もりとき)保洋氏による、方丈庭園のライトアップが行われる。
今回は巳(み)年にあわせて、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」(横7m、縦2m)が制作された。
盛一さんは電機メーカーに勤務するかたわらリサイクルアートに取り組み、この作品も食器などを包み廃材となるクッション材から、大中小約3万枚ものウロコを1枚1枚切り出し半年かけて制作された。八岐大蛇は日本神話に登場する伝説の生物で、八つの頭と尾を持つ大蛇。その姿がリサイクルアートとして現代に蘇った。
盛一さんは「巳年というのが脱皮をして大きくなる蛇ということで非常に縁起の良い生き物。ぜひ見にきていただければ」と話している。
「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」特別ライトアップは1月3日まで。時間は31日が午後11時から午前1時まで。1月1日から3日は午後5時から午後7時まで。
問い合わせは、王寺町観光協会、電話0745(33)6668