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奈良県桜井市・粟殿坐大神神社で「巳」の大絵馬奉納

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奉納された白蛇と三輪山を描いた大絵馬=22日、桜井市粟殿の粟殿坐大神神社

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 奈良県桜井市粟殿の粟殿坐(おおどのにいます)大神神社で22日、来年のえと「巳(み)」を描いた大絵馬が奉納され、神事が執り行われた。

 

 同神社に大絵馬が掲げられるのは初めてで、氏子総代長の大倉房男さんが奉納した。大絵馬は幅2.4メートル、高さ1.6メートル。絵馬の製作に市内の社寺建築設計施工「和昇」、設置に「森建設」が奉仕した。

 

 絵を担当したのは市内在住の森林インストラクター新井博子さん。同神社の祭神・大物主命(おおものぬしのみこと)の化身とされる白蛇と三輪山をアクリル絵の具で描いた。

 

 奉納奉告祭後、新井さんは「ほっこりするような巳をイメージしました」と笑みをたたえて語った。

 

 前野千佳子宮司は「ご祭神に縁の深い巳年に大絵馬がある神社をお参りして、無事安全で実りのある年にしていただければ」と話した。

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