政治
奈良市議会、監査請求議案を可決 新ごみ処理施設建設巡り

行政事務の正当性審査
奈良市議会の6月定例会は5日開会した。市が「七条地区」で進めようとしている新ごみ処理施設(クリーンセンター)に関する請願3件をすべて賛成多数で採択したほか、同施設建設に向けた行政事務が正当に行われているか監査請求を求め自民党、公明党、日本維新の会、新世の会が合同で議案を提出。共産党や無所属を含む計30人が賛成し、可決された。同市議会が行政事務の正当性について監査請求する議案を可決したのは1970(昭和45)年の6月定例会以来、54年ぶり。