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発がん性が不安視の除草剤 奈良市立学校の半数近くが使用 公園や幼稚園などは不使用 市議会で市の対応に疑問の声

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 2015年3月に世界保健機関(WHO)の下部組織である国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しおそらく発がん性がある」と分類した薬剤「グリホサート」などを含む除草剤の問題で、奈良市立学校65校のうち半数近くが病害虫防除や除草のために何らかの薬剤を使用していることが、7日、市議会3月定例会の一般質問で取り上げられた。同市は市管理の公園や、公立の幼稚園、保育園など30園では「不使用」としているのに対し、市立学校ではグリホサートを含む薬剤の使用について規制はしていないという。

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