政治
住民の請求棄却 奈良県平群町メガソーラー差し止め訴訟

奈良地裁「違法性なし」
奈良県平群町の山林での大規模太陽光発電施設(メガソ―ラ―)の建設を巡り、災害のリスクが高まるなどとして、建設に反対する住民が事業者を相手取り、工事差し止めを求めた訴訟の判決が25日、奈良地裁(和田健裁判長)で開かれた。事業者の開発を許可した県に対して、許可の取り消しを求める訴訟の判決も合わせて行われ、和田裁判長は「違法性はない」として原告の請求をいずれも棄却した。原告側は控訴する方針。