奈良市クリーンセンター建設、計画見直しも 仲川市長「場所を見直すことが現実的であるかも含め議論」
ごみ処理広域化の勉強会から奈良県斑鳩町が脱退し、単独でごみ処理施設(クリーンセンター)建設を進めることになった奈良市の仲川元庸市長は30日、広域化を前提に「最終候補地」としていた同市七条地区での計画見直しも含め、近く市の「クリーンセンター建設計画策定委員会」(委員長=渡辺信久・大阪工業大学教授)に諮る考えを示した。これまでは、現・市環境清美工場の老朽化を理由に「広域化、単独のいずれの場合も七条地区で」と明言してきただけに、市議会からは「事実上の白紙撤回か」との声も出ている。