第12回奈良県老連健康ウォークラリー大会(県老人クラブ連合会主催、高取町老人クラブ連合会・明日香村老人クラブ連合会主管、県・全国老人クラブ連合会後援)が11月15日、高取町健民運動場～明日香村のキトラ古墳周辺地区で開かれた。

　「歩いてつくろう、百歳元気!!」を大会スローガンに、31チーム約130人が参加。4人一組でキトラ古墳公園内を自由散策で巡り、各所に設置された輪投げやじゃんけん、グラウンド・ゴルフといったゲームを行いポイントを加算しながら、主催者が設定した基準歩行時間(隠しタイム)を予測してゴールを目指した。また閉会式では10問の観察クイズが出題され、参加者はコース各所に散りばめられていたヒントを思い出しながら回答した。

　輪投げゲームのポイント係を務めた明日香村老人クラブ連合会の勝川喜昭さん(86)は「いい天気のハイキング日和になり、みなさん元気にいきいきと参加してくれて良かった。何かをしないと体力はどんどん落ちていくので、健康寿命を延ばすためにも、目標を見つけて日々楽しんでもらえたら」とコースを巡る参加者を見送った。

　県老連の中村秀雄会長は「成績よりも他の地域の人たちと交流を重ね、輪を広げてもらうことが目的なので、ぜひ外に出てみんなで楽しんでもらいたい」と話した。

▽総合順位　

(1)河合山寿会

(2)香芝別所喜楽会

(3)南阿田老人クラブ

自由散策を終えて終了のスタンプをもらう参加者=同

総合3位の南阿田老人クラブ=同

集計を待つ間、参加者にハーモニカの演奏を披露する県老連の中村会長=同

2024年12月7日付・奈良新聞に掲載