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3チーム1勝1敗 こなべスポーツ少年団、あやめ池リトルダンディーズ、疋田エンゼルスが拮抗 - 奈良ちびっ子野球愛好会 2025年度リーグ戦・冠大会

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開幕式で力強く選手宣誓するあやめ池リトルダンディーズの伊藤圭佑主将=奈良市柏木球技場

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 奈良ちびっ子野球愛好会(小林茂樹会長)主催の2025年度リーグ戦と冠大会の開幕式が20日、奈良市柏木球技場で行われた。

 

 開幕式では、こなべスポーツ少年団が優勝旗・杯を返還した後、小林茂樹愛好会会長が「長期にわたる戦いですが、主役は君たち。優勝を目指すとともにゲームを通じて成長してほしい」とあいさつ。奈良新聞社の和田達生DX推進室長が「今年も紙面を通じて選手らのはつらつとした活躍を報道していきたい」と述べた。

 

 選手宣誓はあやめ池リトルダンディーズの伊藤圭佑主将が「感謝の気持ちを忘れず、日頃の練習成果を存分に発揮し、仲間たちと楽しく元気に最後の一球まで諦めず全力で戦うことを誓います」と力強く宣誓した。

 

 この日はリーグ戦第1節3試合が行われ、3チームとも1勝1敗と力の拮抗(きっこう)したスタートを切った。

 

 第1試合はこなべスポーツ少年団が7―1で疋田エンゼルスに快勝。

 

 こなべは初回、澤田が四球で出塁し、盗塁、暴投で三進。1死後、田上が遊撃手を襲う強打で澤田が先制の生還。三回には2点を追加、四回には押し出しや田上、山名のタイムリーでこの回4点を積み重ねリードした。

 

 疋田は初回、1死二塁から山本の圭佑バントの一塁送球の隙をついて二塁走者の香川蘭が本塁を陥れて1―1の同点に追いついたが、二回以降打線が沈黙した。

 

 第2試合はあやめ池リトルダンディーズがこなべスポーツ少年団から辛くも8―7で逃げ切った。

 

 初回に1―2と逆転されたあやめ池は三回、中西、伊藤の連続安打などで3点を奪い再逆転。波に乗るあやめ池は四回に相手ミスや連続四球などで4点を追加し引き離した。

 

 6点差を追うこなべは最終回、1死から河村の中前打を足がかりに四球、エラーで1死満塁とし間路の適時二塁打、続く田上、西山、山名の鮮やかな3連打で一挙5点を返して1点差まで詰め寄ったが、あと一打が出ず、屈した。

 

 第3試合は疋田エンゼルスが11―8であやめ池リトルダンディーズを下した。

 

 疋田は初回、先頭の渡辺が中前打で出塁し盗塁。香川蘭のバントの一塁送球の隙をついて渡辺が本塁に滑り込み先制した。その後も浜田、清水のヒットで2点を追加。勢いに乗る疋田は二回には打者一巡の攻撃で大量6点を挙げ、四回にも2点追加、あやめ池を11―4と引き離した。

 

 あやめ池はその裏、鶴岡の左中間を深々と破る2点ランニングホームランで反撃の火ぶたを切り、四死球やエラーに乗じてさらに2点を奪って詰め寄ったが、最後は三振に倒れて時間切れ、万事休した。

 

 

▽リーグ第1試合

こなべスポーツ少年団 7ー1 疋田エンゼルス

【こ】西山、田上―間路

【疋】渡辺、香川蘭―浜田、渡辺

 

▽同第2試合

あやめ池リトルダンディーズ 8ー7 こなべスポーツ少年団

【あ】伊藤―兼平

【こ】田上、峯、間路―間路、田上

▽二塁打=間路(こ)伊藤(あ)

 

▽同第3試合

疋田エンゼルス 11ー8 あやめ池リトルダンディーズ

(時間切れ)

【疋】山本、香川華―渡辺

【あ】鶴岡、湊―兼平、大北

▽本塁打=鶴岡(あ)

▽三塁打=高橋(あ)

▽二塁打=伊藤、島村(あ)

 

【こなべスポーツ少年団―疋田エンゼルス】こなべは初回、1死三塁から田上が遊撃手を襲う強打で先制打点を獲得=同

 

2025年3月29日付・奈良新聞に掲載

 

 

 

 

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