明治時代の水争いに端を発した訴訟合戦で、ようやく勝訴をつかみ取った奈良市白毫寺町の住民らが、裁判での勝利と、平和的に騒動を解決できた喜びを地元の「宅春日(やけかすが)神社」に奉告したのが始まりとされる「水論平和奉告記念祭」が9日、名物の獅子舞も交えてにぎやかに執り行われた。