奈良県は14日、県内に陸上自衛隊駐屯地の配置を求める要望書を国に提出した。駐屯地誘致の要望は前知事が力を入れていたが、2020年夏以降は実施しておらず4年ぶり。要望書に具体的な配置場所の記載はないが、19日の定例記者会見で山下真知事は「駐屯地を五條市の県有地(元大規模広域防災拠点用地)にという話になれば、土地の利用方法は大きく変わることとなる」と述べ、大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の整備を含めた現計画を見直す可能性に言及した。