天理大学のウクライナ留学生支援 国際ソロプチミスト奈良あすかが寄付
有識女性の奉仕団体、国際ソロプチミスト奈良あすか(奈良県大和高田市、吉村悦子会長)は12日、天理市杣之内町の天理大学(永尾比奈夫学長)を訪れ、ウクライナ留学生支援のために会員から募った20万円を寄付した。
同団体は2023年から1年間、会員らが集う月1度の定例会で募金箱を設置するなど、ウクライナ避難民支援に向けた活動を行ってきた。天理大学には今年度、ウクライナからの留学生が8人在籍しており、寄付金は学生らの生活面の支援に役立てられる。
吉村会長は「まだまだ困難な状況が続く中、留学生の方が少しでも安心して学べるように活用してもらえれば」と話した。永尾学長は「皆さんの善意に感謝し、日本での学生生活が実りあるものになるよう卒業までしっかりとサポートしていきたい」と応えた。