【動画あり】金峯山寺で花供会式 サクラ花びら舞う中、大名行列 - 奈良県吉野町

吉野町の世界遺産・吉野山にある金峯山寺(五條良知管長)で11日、花供会式が営まれ、観桜客でにぎわう参道を大名行列が進んだ。
大名行列は「下に、下に」と進路を開いてゆっくりと進み、ほら貝を吹き鳴らす山伏や威勢よく毛槍を突き上げるやっこ、鬼や稚児、管長を乗せたかごが続いた。途中でやっこが「あーらーさくらさのさ」と掛け声とともに踊り、沿道から拍手が送られた。
花供会式は修験道の本尊・蔵王権現に神木のヤマザクラが咲いたことを報告し、感謝の祈りを捧げる伝統法会で平安時代から続くとされる。前日に境内で行われた千本つきのもちも供えられた。
今年は名残りのサクラの花びらが舞う風情が格別。滋賀県の女性(57)は「風が花を散らして山全体の色合いが刻々と変わる。大名行列も見ることができて壮大な時間旅行をしている気分です」と散策を楽しんでいた。大名行列は12日も行われる。午前10時に竹林院を出発し、蔵王堂に向かう。