「飛鳥・藤原」世界遺産に 県など2026年登録を目標 - 大和三山「3件」に変更

奈良県と橿原市、桜井市、明日香村が世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」。今夏には、構成資産候補の一つ「大和三山」のカウント数を1件から3件に変更。国からは2023年度の国内推薦候補の選定が見送られ、県と3市村は世界遺産登録の目標年を26年に延ばした。世界遺産登録に向け活発化する動きを追った。(竹内稔人)
藤原宮を囲う大和三山
大和三山は古くから神の山と考えられてきた香具山、畝傍山、耳成山の三つの山で構成。万葉集にも多くの歌が詠まれ、2005年に国の名勝に指定された。
香具山は標高152メートル。多武峰からのびる尾根が浸食を受けて独立丘陵として残った。風土記には天から降ってきたという伝承があり、大和三山の中でも最も神聖視され、「天の香具山」とも呼ばれる。