奈良市の新ごみ処理施設 「七条地区建設計画の撤回を」 周辺住民が市に要望書提出
奈良市が新たなごみ処理施設「クリーンセンター」の建設候補地とする同市「七条地区」に隣接する自治会などが結成した住民団体「都跡地域環境を守る会」が6日、市などに対し「計画撤回を求める要望書」を提出した。同市では、大和郡山市など近隣4市町と共同で進める計画だったごみ処理施設建設が破綻。単独で施設建設を目指しているが、大和郡山市清掃センターからわずか300メートルほどの七条地区で計画を進める考え。今後、同じエリアに二つのごみ施設を抱えることになる住民の反発が拡大することも予想され、市議会の3月定例会の争点となりそうだ。